身長152㎝の独り言

気まぐれなオタクの覚え書きです。

美術展に行ったら推しがいた。

先日、メトロポリタン美術館展に行ってきました。
 

 

 
本当は「皆さんもよかったら行ってみてください〜!」というブログにしたかったんですが、私の筆が遅いばかりに公開期間が終わってしまいました……。悲しい。
もう終わった美術展のブログを書くのもどうなんだろうか、と思ったんですが、まぁ一生見られなくなる訳ではないし…! と思い直し、えっちらおっちら筆を動かした次第です。
 
 
 
このブログで何より伝えたいのは、「シモン・ヴーエの『ギターを弾く女性』という絵がのえさんなんだよ…!!」ってことです。
 
著作権法に引っかからない画像引用の仕方が分からないので御手数ですがリンク先からご覧ください)
 
 
 
薄暗い美術館の中をコツコツと歩いていた私は、この絵が目に入った瞬間ハッと息を飲みました。
 
(のえさんだ……! NYLONののえさんがいる……!!!)
 
「のえさん…!?」と声を上げそうになったのをグッと耐え、引き寄せられるように近づきます。
壁に掛けられたその絵を食い入るように眺めます。
 
(のえさんだ………………)
 
NYLON、と思ったのはふわふわした髪型と顔の角度が理由でしょう。こんな角度に首を傾げ髪をふわっとさせたのえさんを、島動画で見た気がします。いや、見ました。視線の流し方ものえさんそっくりじゃないですか……!?
 
あとは、綺麗に通った鼻筋や、ぽてっとした小さめの口なんかものえさん味があります。
 
そして、何より目がとってものえさん。
大きいこともそうですし、広い二重幅も、平行眉もそう。それから下まぶたのぷっくり加減。
のえさんの向かって左目の下まぶたの、目尻側の描く角度がとても好きなんですが、この絵の人物も同じ角度を描いていることに気がついた時は「のえさんじゃん〜〜〜〜!」と何度目かの叫びを上げました。
(参照ツイート)
 
 
 
 
のえさんそっくりだな〜、というのと、単純にこの絵のもつ優しげな深みのある美しさが好きでじっと眺めていたんですが、ここでふと思い出してタイトルを確かめました。
 
シモン・ヴーエ「ギターを弾く女性」
 
女性だったんだ〜〜〜〜〜〜〜!?
びっくりしましたがすぐ納得しました、確かに女性でした。
いやでもやっぱりのえさん。
もともとのえさんの美しさって性別関係ない美しさだよな〜、と思っていたので、描かれた人物の性別が何であっても関係ないな〜、という結論に至りました。
美しいものは美しい。
 
 
 
ひょんなことから開催していることを知って、気が向いて訪れた美術展で、まさかこんなにも「推しだ!」と感じる絵画に出会えるとは……。
人生何があるか分からないものです。
 
たっぷり時間をかけて楽しんだこの絵画、ポストカードがあったら買おう~! と思ってウキウキでショップに向かったのに全然この絵画のグッズが無くてちょっとへこんでしまいました。
写真立てに入れて飾りたかったな……、残念。
 
 
 
でも、この日はとってもいい一日になりました!
私は「定期的に美術館に行く大人になりたいな~」と思っているんですが、実際にはまだまだです。
今回のメトロポリタン美術館展も、2019年に初めて一人で行って以来、二回目の美術館訪問でした。
 
私は誇り高きのえ担なので(……正確には誇り高くあれるよう頑張っているのえ担なので)、前回は全然分からなかった絵画の見方も、今回は
 
「これは遠近法使ってる!」とか
「色彩がやわらかだから輪郭線が描いてあるな~」とか、
 
一丁前に鑑賞を楽しみました。
昨年美術について少し学んだのです。生かすことができて嬉しいな。
これからも美術や芸術を楽しく学びたいな、と思っています。
 
次はどんな美術館に行こうかな。有識者の方おすすめ教えていただけたら嬉しいです。
普段そういうところ行かないな、という方もいかがですか……!? もしかしたら推し(概念)に出会えるかもしれませんよ……!
 
 
 
……と、そんなことを思っていたらtwitterのプロモーションに「美術館に履いていきたい靴」なるものが流れてきてめちゃめちゃ欲しい~~っ! になりました。
 
 
普段使いにも良さそう……。形から入るスタイルだけど欲しいな……。